「この企業で働いてみたいけれど、求人が出ていない」「採用担当者に直接アピールできればチャンスが広がるのに」と思ったことはありませんか?
世界最大のビジネスSNSであるLinkedInでは、自ら動くことで「逆スカウト(企業からの直接的な関心)」を引き寄せることが可能です。しかし、慣れない英語で突然メッセージを送るのは勇気がいりますし、書き方一つでプロフェッショナルとしての評価が分かれてしまうのも事実です。
この記事では、相手の興味を惹きつけ、返信率を高めるためのLinkedIn英語メッセージの書き方と、今すぐ使える厳選例文をご紹介します。
LinkedInでの直接コンタクトは「待ち」の姿勢を卒業する第一歩
LinkedInで理想のキャリアを手にする人は、ただスカウトを待つのではなく、自ら戦略的にネットワークを広げています。
特に外資系企業やグローバル企業では、公式な求人が出る前に、リファラル(紹介)や直接のつながりで採用が決まることも珍しくありません。丁寧で知的な英語メッセージを送ることは、あなたの英語力とコミュニケーション能力を証明する最高のアピールになります。
メッセージを送る前に、まずは自分の顔となる[英文レジュメのサマリー(https://mlck.jp/)]を見直して、プロフィールを整えておくことも忘れないでください。
採用担当者の指を止める!英語メッセージ3つの基本マナー
LinkedInはカジュアルなSNSの一面もありますが、ビジネスの場であることを忘れてはいけません。相手に「会ってみたい」と思わせるには、以下の3つのルールが重要です。
1. 「つながり申請」には必ずパーソナライズした一言を添える
無言のつながり申請(Connection Request)は、多忙な担当者には無視されがちです。なぜその人にコンタクトしたのか、どの点に興味を持ったのかを必ず300文字以内のノートに含めるようにしましょう。
2. 相手のプロフィールや投稿内容を具体的に褒める
「あなたの会社に興味があります」という自分本位な内容ではなく、「先日投稿されていた〇〇についての記事に非常に感銘を受けました」といった、相手を尊重する一言を添えるのがプロの礼儀です。
3. 「雇ってください」ではなく「お話を聞かせてください」から始める
いきなり「仕事はありませんか?」と聞くのは、相手に負担を感じさせてしまいます。まずは「貴社の企業文化について少しお話を伺えませんか(Informational Interview)」という姿勢でアプローチするのが、英語圏のネットワーキングにおける鉄則です。
なお、もし現在の仕事を離れる理由を聞かれた場合は、日本語の「一身上の都合」にあたる「personal reasons」といった表現よりも、「seeking a new challenge(新しい挑戦を求めている)」のような前向きな言葉を選ぶのがLinkedInでは好まれます。
【そのまま使える】LinkedIn英語メッセージ例文集
相手との関係性や目的に合わせた3つのテンプレートを用意しました。
パターン1:気になる企業の採用担当者(リクルーター)へ
自分のスキルがどう貢献できるかを簡潔に伝えつつ、つながりを求める文面です。
件名: Inquiry regarding potential opportunities at [Company Name] – [Your Name] ※つながり申請後のDMで使用
本文: Dear [Recipient’s Name],
I hope you are having a great week.
I have been following [Company Name] for some time and am highly impressed by your recent initiatives in [Specific Area]. As a professional with [Number] years of experience in [Your Field], I am very interested in your company’s growth and culture.
I would love to connect and, if your schedule allows, have a brief chat about any potential future opportunities where my background in [Your Skill] might be a fit.
Thank you for your time and for the great work you do.
署名: Best regards,
[Your Name] [LinkedIn Profile Link/Portfolio URL]パターン2:志望職種のマネージャー(現場責任者)へ
現場のリーダーに対し、プロフェッショナルとしての関心と敬意を伝えるスタイルです。
件名: Admiring your work in [Field/Topic] – [Your Name]
本文: Dear [Recipient’s Name],
I am a [Your Job Title] at [Current Company] and have been closely following your leadership in [Specific Project or Field]. Your recent post about [Topic] provided me with a new perspective on the industry.
I am writing because I am eager to learn more about the team environment at [Company Name]. Would you be open to a 15-minute virtual coffee sometime next month? I would value any insights you could share about your team’s vision.
I look forward to connecting with you.
署名: Best regards,
[Your Name]パターン3:共通の知人や出身校が同じ社員へ
共通点(アイスブレイク)を活用して、心理的なハードルを下げるアプローチです。
件名: Hello from a fellow [University Name] Alumni / Connection of [Mutual Friend’s Name]
本文: Hi [Recipient’s Name],
I hope you’re doing well. I noticed that we are both connected with [Mutual Friend’s Name] / we both graduated from [University Name].
I am currently exploring opportunities in [Specific Industry], and noticed your impressive career path at [Company Name]. If you have a few minutes, I would love to hear about your experience transitioning to the company and any advice you might have for someone with my background.
Thank you in advance for your help.
署名: Warm regards,
[Your Name]まとめ:最初の一通が、あなたの理想のキャリアを動かす
LinkedInでの英語メッセージを成功させるポイントを振り返りましょう。
- 相手を尊重する一言を添えて、パーソナライズされた申請を送る。
- 自分の要求を通す前に、相手の仕事や知見に対する敬意を示す。
- 短く簡潔に、「情報交換」のスタンスでアプローチする。
一通のメッセージが、求人票には載っていない「非公開求人」や「特別な縁」を連れてくることがあります。この記事の例文を参考に、まずは勇気を持って気になるあの人にコンタクトしてみてください。あなたのキャリアが大きく飛躍することを心から応援しています。
関連記事:英語で「退職の挨拶」をスマートに!社内・社外別の文例と送る際のマナー

