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値上げと新プランを同時に案内するコツ|解約を防ぐ営業メールの書き方

「値上げのお願いをしたら、今の契約を切られてしまうのではないか」と不安を感じる方は少なくありません。しかし、ただ「高くなります」と伝えるだけでは、顧客にとって負担増というマイナス要素しか残りません。

大切なのは、値上げを「サービス体系の進化」として捉え直し、顧客のニーズに合わせた複数の選択肢を提示することです。新しいプランやメニューを同時に提案することで、顧客は「押し付けられた」と感じるのではなく、「自分たちに最適なプランを再選択できる」という前向きな姿勢で検討しやすくなります。

この記事では、顧客の離反を防ぎながら、むしろ信頼関係を深めるための戦略的なメールの書き方をご紹介します。

単なる値上げで終わらせない!選択肢を提示する3つの基本ルール

価格改定と同時に新プランを提案する際には、以下の3つのマナーを守ることで、営業戦略としての効果を最大化できます。

1.「現行プランの限界」と「新プランの価値」をセットで語る
なぜ今、新しいプランが必要なのかを明確にします。例えば「現在の通信環境では対応しきれない大容量化に応えるため」といった、顧客の不便を解消するための進化であることを強調しましょう。

2.松竹梅の選択肢を用意する
値上げ後の標準プランだけでなく、さらに高機能な上位プランと、機能を絞った廉価プランを提示します。選択肢があることで、顧客の思考は「継続か解約か」から「どのプランにするか」へとシフトしやすくなります。

3.既存顧客だけの「猶予期間」や「特典」を設ける
新規顧客には新価格を適用しつつ、既存顧客には「半年間は旧価格で新プランを試せる」といった優遇措置を提案します。この特別感が、「大切にされている」という満足感に繋がります。

ビジネスメールの基本的な構成については、こちらのサイト(https://mlck.jp/)でも詳しく解説していますので、参考にしてください。

顧客を納得させる「プラン再編」の伝え方と言い換え

言葉選び一つで、相手が受ける印象は大きく変わります。ポジティブな言い換えを意識しましょう。

「値上げします」→「プラン体系をリニューアルいたします」
単なる価格上昇ではなく、全体的な見直しであることを示します。

「高いプランへ移ってください」→「貴社の成長に合わせた最適プランをご提案します」
顧客のビジネスの成功を第一に考えている姿勢を伝えます。

「安いプランも作りました」→「コストパフォーマンスを重視した新メニューを拡充しました」
品質を下げるのではなく、無駄を削ぎ落とした合理的な選択肢であることを強調します。

【コピー&ペースト可】戦略的な新プラン案内のメール文例

営業戦略として効果的な3つのメールパターンを用意しました。


パターン①:付加価値を高めた「上位プラン」へのアップセル案内

値上げを機に、より満足度の高いサービスへ誘導する構成です。


件名: 【重要】サービスプラン体系のリニューアルと新プランのご案内

〇〇株式会社
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇商事株式会社の丸山です。

弊社では、お客様により高いパフォーマンスを提供できるよう、サービスの改善を続けてまいりました。
この度、さらなる業務効率化をご支援するため、202X年〇月〇日よりプラン体系を全面的に刷新することとなりました。

従来のプランをベースに、ご要望の多かった「〇〇機能」を標準搭載した新スタンダードプランへ移行させていただきます。

【新プランの概要】
・名称:プロフェッショナルプラン
・主な変更点:〇〇機能の追加、サポート優先対応
・新料金:月額 〇〇円

貴社のこれまでのご利用状況を拝見する限り、新プランの機能を活用いただくことで、
月間約〇時間の工数削減が見込まれます。

詳細は添付の資料をご確認くださいませ。今後とも貴社のパートナーとして、
さらなる価値を提供できるよう努めてまいります。

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署名
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パターン②:予算重視の顧客を逃さない「ライトプラン」の同時提案

価格に敏感な顧客に対し、解約の選択肢を消すための提案です。


件名: 価格改定に伴う最適プラン再選択のご案内

〇〇株式会社
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇商事株式会社の丸山です。

さて、弊社では昨今の運営コスト上昇に伴い、誠に心苦しい限りではございますが、
202X年〇月〇日より利用料金の改定を実施させていただくこととなりました。

これに合わせ、お客様の予算や利用頻度に合わせてより柔軟にお選びいただけるよう、
機能をシンプルに絞った「ライトプラン」を新設いたしました。

【今後の選択肢について】

  1. スタンダードプラン(現行機能の維持+α):月額 〇〇円
  2. 新設ライトプラン(基本機能に特化):月額 〇〇円(現在の価格を維持)

もし「現在の機能すべては必要ない」とお考えの場合は、
ライトプランへ移行いただくことで、コストを抑えた継続利用が可能でございます。

〇〇様の業務に最適な形をご提案したく存じますので、
一度お打ち合わせのお時間をいただけますでしょうか。

何卒宜しくお願い致します。

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署名
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パターン③:既存顧客限定の「先行移行特典」付き案内

特別感を演出し、スムーズなプラン移行を促すパターンです。


件名: 【既存のお客様限定】新プラン先行移行キャンペーンのお知らせ

〇〇株式会社
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇商事株式会社の丸山です。

弊社では、次世代のサービス提供体制を構築するため、
〇月より新プランへの移行を予定しております。

これに伴い、日頃より弊社を支えてくださっている〇〇様へ感謝の気持ちを込めまして、
新プランの機能を「旧価格のまま」3ヶ月間お試しいただける先行移行特典をご用意いたしました。

【特典内容】
・対象:既存のお客様限定
・内容:新「〇〇プラン」への先行移行
・料金:3ヶ月間は現在の料金(〇〇円)を据え置き

改定後の新料金が適用される前に、新機能の利便性をじっくりと
ご体感いただける機会となっております。

ぜひこの機会にご検討いただけますと幸いです。
お手続き方法については、以下のURLよりご確認いただけます。

何卒よろしくお願い申し上げます。

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署名
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まとめ:誠実な提案が「値上げ以上の価値」を生む

値上げと同時に新プランを提案することは、単なる「負担のお願い」を「より良い未来への提案」に変える営業テクニックです。

  1. 複数の選択肢を提示し、顧客に選ぶ自由を提供する
  2. 新プランによって得られる具体的なメリット(工数削減など)を明示する
  3. 既存顧客への優遇措置を忘れず、誠意を見せる

このステップを意識することで、価格改定後も解約を防ぐだけでなく、顧客満足度をさらに高めることができます。前向きな提案を携えて、自信を持って案内を送りましょう。

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