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担当者変更の挨拶メールの書き方|信頼を引き継ぎ、後任へ繋ぐマナーと例文

異動や退職、あるいはプロジェクトの区切りによる担当者の変更。これまでお世話になったお客様や取引先へ、どのように伝えるべきか悩む方は多いものです。「急に担当が変わって不安にさせないか」「最後まできちんとした印象を残したい」という想いは、仕事への誠実さの表れでもあります。

担当者変更の挨拶は、単なる事務手続きではありません。これまでの感謝を伝え、後任者をしっかりと紹介することで、あなた自身と会社の信頼をさらに高める最後の大切な仕事です。この記事では、相手に安心感を与え、円滑にバトンタッチするためのマナーと文例を分かりやすく解説します。

担当者変更メールで守るべき3つの基本マナー

丁寧な挨拶メールは、後任者が仕事をスムーズに始めるための最高のプレゼントになります。以下の3つのマナーを意識しましょう。

後任の氏名と連絡先を正確に伝える 誰に引き継ぐのかを明記するのはもちろん、後任のメールアドレスや電話番号を記載し、相手が連絡先に迷わないように配慮します。

退職理由は「一身上の都合」が基本 退職に伴う変更の場合、詳細な理由を述べる必要はありません。ビジネスの慣習として一身上の都合という表現を用い、これまでの感謝に重点を置くのがマナーです。

引き継ぎが完了していることを強調する 「後任の〇〇には詳細を申し伝えております」といった一言を添えることで、相手の不安を払拭し、安心感を提供できます。

ビジネスメールの細かな表現や、敬語の基礎については、こちらのサイト(https://mlck.jp/)でも詳しく学べるので、ぜひ参考にしてみてください。

送信タイミングと「件名」のベストプラティクス

メールを送るタイミングは、変更の1週間から2週間前が理想的です。直前すぎると相手が慌ててしまい、早すぎると実感が湧きません。可能であれば、後任者を伴って直接挨拶に伺うのがベストですが、難しい場合はメールで誠意を尽くしましょう。

件名は、一目で「誰から誰への変更か」がわかるように工夫します。

・担当者変更のご挨拶(株式会社〇〇 氏名) ・【重要】担当者交代のお知らせ(株式会社〇〇 氏名) ・業務担当者変更のご連絡(株式会社〇〇 氏名)

件名に自分の名前を入れることで、相手が受信トレイを見た瞬間に「自分宛の大切な連絡だ」と認識しやすくなります。

【コピー&ペーストOK】立場・状況別の挨拶文例集

そのまま使える文例を3パターン用意しました。状況に合わせて書き換えてご活用ください。

パターン①:【前任者から】異動に伴う担当変更の挨拶

社内異動などで担当を離れる際の、標準的で丁寧な文面です。

件名: 担当者変更のご挨拶(〇〇商事株式会社 丸山)

〇〇株式会社
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇商事株式会社の丸山でございます。

本日は、私の担当変更につきましてご連絡を差し上げました。

誠に勝手ながら、社内異動に伴い、〇月〇日をもちまして、
貴社の担当を離れることとなりました。

在任中は、〇〇様より多大なるご厚情を賜りましたこと、
心より厚く御礼申し上げます。

後任は、弊社[部署名]の[後任氏名]が務めさせていただきます。
〇〇は非常に経験豊富で、誠実な者でございます。
本件に関しましては、既に十分な引き継ぎを行っておりますので、
何卒ご安心いただけますと幸いです。

本来であれば直接お伺いしてご挨拶すべきところ、
メールでのご連絡となりましたこと、ご容赦ください。

最後になりますが、〇〇様のますますのご健勝をお祈り申し上げます。

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署名
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パターン②:【前任者から】退職に伴う担当変更の挨拶

退職に際し、これまでの感謝を最大限に伝える文面です。

件名: 担当者変更および退職のご挨拶(〇〇商事株式会社 丸山)

〇〇株式会社
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇商事株式会社の丸山でございます。

私事で大変恐縮ではございますが、一身上の都合により、
本年〇月〇日をもちまして、株式会社〇〇を退職することとなりました。

〇〇様にはこれまで温かいご指導、ご支援を賜り、
充実した日々を過ごすことができました。心より感謝しております。

後任は、同じ部署の〇〇が担当させていただきます。
今後の業務、ご連絡につきましては〇〇までお願い申し上げます。

〇〇の連絡先:
[メールアドレス / 電話番号]

退職後のご連絡先が分からず、ご迷惑をおかけせぬよう、
何かございましたら〇月〇日までにご連絡いただけますと幸いです。

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署名
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パターン③:【後任者から】新しく担当になる際の着任挨拶

信頼を勝ち取るために、前任者との関係を強調した前向きな文面です。

件名: 着任のご挨拶(〇〇商事株式会社 丸山)

〇〇株式会社
〇〇様

はじめてご連絡を差し上げます。
〇〇商事株式会社の丸山でございます。

この度、前任の△△の後を引き継ぎ、
新しく貴社の担当をさせていただくこととなりました。

△△からは、〇〇様とのこれまでの経緯や、
進行中のプロジェクトにつきまして、詳しく引き継ぎを受けております。

一日も早くお役に立てるよう、誠心誠意努めてまいる所存です。

つきましては、一度ご挨拶にお伺いしたく存じますが、
下記の日程の中でご都合のよろしいお時間はございますでしょうか。

  1. [月]月[日] 10:00~12:00
  2. [月]月[日] 14:00~16:00

ご多忙中恐縮ですが、ご検討いただけますと幸いです。
これから、何卒よろしくお願い申し上げます。

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署名
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信頼感を高める「後任紹介」のポイント

前任者のメールで「後任はどんな人か」をポジティブに紹介すると、相手の安心感は倍増します。

・「社内でも信頼の厚い、頼りになるメンバーです」 ・「〇〇の分野において、私よりも深い知識を持っております」 ・「実直で、お客様からの評価も非常に高い担当者です」

このように、具体的な長所を一つ添えるだけで、相手は「新しい担当者も良い人のようだ」と期待感を持って迎えてくれます。

まとめ:感謝を込めた挨拶が、次のビジネスチャンスを育む

担当者変更の連絡は、これまでの関係に一区切りをつけ、新しい関係をスタートさせる重要なステップです。

変更の1〜2週間前に、後任情報を添えて連絡するこれまでの感謝を具体的、かつ誠実に言葉にする「引き継ぎ完了」を伝え、相手の不安を最小限にする

最後まで誠意を持って対応することで、たとえ担当を離れても、あなたのファンは残り続けます。それは、将来的に別の場所でまた一緒に仕事をすることになった際の、大きな財産になるはずです。自信を持って、前向きな挨拶を送りましょう。

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