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【社外】接待のお礼メールの書き方と例文

接待は、日々のビジネスにおいて重要なコミュニケーションの場です。商談だけでは築けない信頼関係を構築し、今後の取引を円滑に進めるための貴重な機会と言えます。

しかし、接待が終わった後のフォローアップを疎かにしていませんか?

実は、接待後のお礼メールこそ、あなたの印象を決定づける最後のチャンスです。この一通のメールが、相手に「また会いたい」と思わせるか、「次に繋がらないな」と思わせてしまうかを左右します。

「でも、どんな風に書けばいいの?」 「毎回同じような文章になってしまう…」

そんなお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、現役ビジネスパーソンが実践している、好印象を与えるお礼メールの書き方と、具体的な例文を3つのシーン別にご紹介します

メールを送るタイミングから、件名、本文の構成、そしてそのまま使えるテンプレートまで、この記事を読めば、もうお礼メールで悩むことはありません。

さあ、今日から「デキるビジネスパーソン」として、一歩差をつけましょう。

接待のお礼メールの書き方、好印象を与える3つのポイント

まずは、お礼メールを書く上で、必ず押さえておきたい3つのポイントを解説します。

1. 感謝の気持ちを具体的に伝える

「本日はありがとうございました」だけでは、感謝の気持ちは伝わりません。

「どのような点に感謝しているのか」を具体的に書くことが重要です。

例えば、料理やお店の雰囲気、話題に上ったことなど、接待中に感じた感動や学びを盛り込むことで、あなた自身がその時間を心から楽しんだことが相手に伝わり、好印象に繋がります。

2. 簡潔かつ、パーソナライズされた内容にする

長すぎるメールは、相手に負担をかけてしまいます。

簡潔な文章を心がけ、要点を絞って伝えましょう。

一方で、定型文ではない「あなただけの言葉」を添えることも大切です。例えば、

といったように、接待中の具体的なエピソードに触れることで、メールのオリジナリティが増し、心のこもった印象を与えられます。

3. 次に繋がる一言を添える

お礼メールは、次のアクションを促すための重要なツールでもあります。

「今回の会を機に、今後ともよろしくお願いいたします」といった定型文だけでなく、具体的な展望や、次に繋がるような一言を添えることで、相手の記憶に深く残ります。

例えば、

といったように、具体的な次のステップを示唆することで、今後のビジネスチャンスに繋げやすくなります。

接待のお礼メールの例文

ここからは、実際のビジネスシーンを想定したお礼メールの例文を3つご紹介します。

例文①:初めての接待

取引先のキーマンとの初めての接待で、今後の関係構築を目的とした場合のお礼メールです。

ポイント:

件名: 本日はありがとうございました(株式会社〇〇 〇〇)

〇〇株式会社
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇商事株式会社の丸山です。

本日はお忙しい中、お食事にお招きいただき、誠にありがとうございました。
〇〇様と初めてお食事をご一緒させていただき、大変光栄でございました。

〇〇様からお伺いした〇〇事業のお話は、私自身も大変興味があり、
今後の弊社の事業にも活かせると感じ、大変勉強になりました。

〇〇様のおかげで、普段お話しできないような貴重なお話もたくさん伺うことができ、
大変有意義な時間を過ごさせていただきました。

この度は素敵な場所でのおもてなし、心より感謝申し上げます。
今後とも、〇〇様のお力になれるよう精進してまいりますので、
引き続き、ご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

まずは、取り急ぎメールにて御礼申し上げます。

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署名
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例文②:プロジェクト成功後の慰労会

大規模なプロジェクトが無事に終了し、協力してくれた取引先を労うために接待した場合のお礼メールです。

ポイント:

件名: 昨夜はありがとうございました(株式会社〇〇 〇〇)

〇〇株式会社
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇商事株式会社の丸山です。

昨夜は、プロジェクトの打ち上げにお越しいただき、誠にありがとうございました。
〇〇様と共に、プロジェクトの成功を改めて喜び合えたこと、大変嬉しく思っております。

〇〇様をはじめ、貴社の皆様のご尽力なしには、今回の成功はあり得ませんでした。
改めて心より感謝申し上げます。

〇〇様と交わした「大変だったけど、やりがいがあったね」という言葉が、
私自身もプロジェクトをやり遂げた達成感を深く感じさせてくれました。

この素晴らしいチームで次のプロジェクトもご一緒できればと、
私自身も身の引き締まる思いです。

今後とも、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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署名
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例文③:ゴルフ接待後

ゴルフという共通の趣味を持つ取引先との接待で、仕事以外の話で親睦を深めた場合のお礼メールです。

ポイント:

件名: 昨日はありがとうございました(株式会社〇〇 〇〇)

〇〇株式会社
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇商事株式会社の丸山です。

昨日はゴルフにお付き合いいただき、誠にありがとうございました。
〇〇様の豪快なドライバーショット、拝見できて光栄でした。

仕事から離れて、清々しいゴルフ場でご一緒させていただき、
大変リフレッシュできました。

プレイ中はゴルフの話はもちろん、仕事とは関係のない趣味やご家族のお話など、
普段は伺うことのできない貴重なお話も聞かせていただき、
〇〇様の新たな一面を知ることができ、とても嬉しく思っております。

また次回、ご一緒できる日を楽しみにしております。
今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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署名
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まとめ

接待後のお礼メールは、単なる社交辞令ではありません。

それは、感謝の気持ちを伝え、相手との絆を深め、次のビジネスチャンスを掴むための重要なアクションです。

この記事でご紹介した3つのポイントと例文を参考に、ぜひあなたらしい言葉で、心のこもった一通を届けてみてください。

ほんの少しの工夫が、あなたのビジネスをより一層加速させるはずです。

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