休眠顧客を掘り起こすメールの書き方|嫌がられない再接触のポイントと例文集

提案・営業

「以前取引があったけれど、最近連絡が取れていない……」「今の状況を聞きたいけれど、いきなり売り込むのは気が引ける」 そんな休眠顧客への再アプローチに頭を悩ませていませんか?

一度接点が途切れた相手にメールを送るのは勇気がいりますが、実は顧客側も「何かきっかけがあれば相談したい」と考えているケースは少なくありません。大切なのは、相手にとって「今、連絡をもらって良かった」と思われる、自然でメリットのあるきっかけ作りです。

この記事では、相手に嫌がられず、かつ返信率を高めるための掘り起こしメールの秘訣と、そのまま使える文例をご紹介します。

休眠顧客へのメールで大切な「自然なきっかけ」とマナー

休眠顧客へのメールにおいて、最も避けたいのは「自社の都合(売上ノルマなど)」が見えてしまうことです。

「ご無沙汰しております」よりも効果的な切り出し方

「お久しぶりです」「ご無沙汰しております」という言葉自体は悪くありませんが、それだけでは「用件は何だろう?」と警戒されることもあります。 それよりも、「以前〇〇についてご相談いただいた際に……」「最近、貴社の業界で〇〇という変化があったため……」など、相手の状況を起点にした言葉選びを心がけましょう。

相手にメリットを感じさせる送信タイミング

特に用事がないのに送るのではなく、相手にとって価値のあるタイミングを狙います。

  1. 相手の業界の繁忙期直前(課題が顕在化する時期)
  2. 年度替わりや半期の節目(予算や体制が変わる時期)
  3. 相手の課題を解決する新機能や新事例が出たタイミング こうした「理由」があるタイミングで送ることで、営業色を薄めつつ、自然な再接触が可能になります。

件名で「自分に関係がある」と思わせる工夫

開封してもらうためには、件名に「相手にとってのメリット」を盛り込むことが不可欠です。 「ご挨拶」といった曖昧な表現ではなく、「【資料提供】〇〇業界のコスト削減事例集」や「〇〇様へ:新機能追加による利便性向上のお知らせ」のように、具体的な内容を提示しましょう。

【コピーOK】状況別・休眠顧客掘り起こしメール例文集

相手の反応を引き出しやすい、3つのシチュエーション別テンプレートです。

パターン①:新機能・新サービスのリリースをフックにする

過去の検討時に「機能不足」が理由で断られた相手に有効な構成です。

件名: 【ご案内】以前ご要望いただいた「〇〇機能」がリリースされました

〇〇株式会社
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇商事株式会社の丸山です。

以前、弊社サービスをご検討いただいた際には、
貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。

その際、〇〇様より「〇〇ができれば導入したい」との
貴重なご要望を頂戴しておりましたが、
この度、ついにその「〇〇機能」を正式にリリースいたしました。

以前よりも使い勝手が大幅に向上しており、
〇〇様の業務効率化に必ずやお役に立てると考え、
いち早くご連絡差し上げた次第です。

もしよろしければ、画面共有にて5分ほど新機能をご紹介させていただけないでしょうか。
ご興味がございましたら、本メールへの返信にてお知らせいただけますと幸いです。

▼新機能の詳細はこちら
https://mlck.jp/new-feature

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
署名
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

パターン②:業界動向や役立つ資料の提供をフックにする

「売り込み」を完全に排除し、有益な情報提供者(ギバー)として接触する構成です。

件名: 【最新レポート】202X年の〇〇業界トレンドと成功事例集のご共有

〇〇株式会社
〇〇様

ご無沙汰しております。
〇〇商事株式会社の丸山です。

以前のお打ち合わせから半年ほど経ちますが、
その後、〇〇に関するお取り組みはいかがでしょうか。

本日は、最近の〇〇業界における最新トレンドをまとめた
レポートが完成いたしましたので、〇〇様に先行してお送りいたしました。

他社様がどのように課題を解決されているか、
具体的な成功事例を多数掲載しております。
貴社の今後の施策検討において、一つの判断材料としていただければ幸いです。

■添付資料
・〇〇業界最新トレンドレポート(PDF)

資料の内容について詳しくお聞きになりたい場合や、
現在の状況に合わせた活用方法を知りたい場合は、いつでもお気軽にお声がけください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
署名
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

パターン③:事例紹介・お役立ちセミナーへの招待

直接の商談ではなく、ハードルの低い「イベント」へ誘導する構成です。

件名: 【限定招待】貴社と同規模の企業様によるDX成功事例セミナー

〇〇株式会社
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇商事株式会社の丸山です。

〇〇様におかれましては、いよいよご清祥のこととお慶び申し上げます。

この度、弊社では以前からお付き合いのあるお客様限定で、
「失敗しない〇〇の進め方」をテーマにしたオンラインセミナーを開催いたします。

貴社と同規模の企業様が、どのように課題を乗り越えたのか、
現場の生の声を聞ける貴重な機会となっております。

オンライン開催ですので、デスクからお気軽にご視聴いただけます。
もしご興味がございましたら、以下のURLより詳細をご確認ください。

▼セミナー詳細・お申し込み https://mlck.jp/webinar-info

今後とも、〇〇様のビジネスに貢献できる情報を定期的にお届けしてまいります。
引き続きよろしくお願い申し上げます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
署名
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

まとめ

休眠顧客の掘り起こしは、一度で成果を出そうと焦らないことが大切です。

  1. 相手の課題や業界の変化を起点とした「自然な理由」を作る。
  2. 売り込みではなく、相手に役立つ「情報提供」を最優先する。
  3. 件名で中身のメリットを伝え、開封のストレスを減らす。

「忘れられていないだろうか」と不安になる必要はありません。誠実な情報提供を続けることで、相手が必要とした瞬間に真っ先に思い出してもらえる関係を再構築していきましょう。

休眠顧客との再接触をさらに成功させるために、こちらの記事も参考にしてください。

セミナー・ウェビナー集客メール|クリック率を高める訴求ポイント 掘り起こしメールからセミナーへ誘導する際、より高い反応を得るためのテクニックを解説しています。

アップセル・クロスセルの提案メール|既存客への新機能案内 再接触が成功し、取引が再開した後の、さらなる売上拡大に向けたアプローチ手法を網羅しています。

競合他社との比較検討中への追い打ち(フォロー)メール 再接触した際に「他社も検討している」と言われた場合、どのように自社の優位性を伝えるべきかをまとめています。

Follow me!

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました