経理部署への支払いサイクル・請求書発行の確認メール|取引をスムーズにする例文集

確認・報告

「新しく取引が始まるけれど、支払いサイトの確認を忘れていた」「請求書をいつ、どこに送ればいいのか聞きにくい」 ビジネスにおいて、お金のやり取りに関する確認はもっとも慎重に行うべき作業の一つです。ここが曖昧なままだと、後に「入金が遅れている」「請求書の形式が違う」といったトラブルに発展し、せっかく築いた信頼関係にヒビが入りかねません。

しかし、ポイントさえ押さえれば、お金の確認メールは決して怖いものではありません。むしろ、正確に確認を行う姿勢は「仕事が丁寧な担当者」というポジティブな印象を与えます。 この記事では、取引を円滑に進めるための支払いサイクル・請求書発行の確認方法と、そのまま使えるメール例文を解説します。

経理周りの確認メールで「信頼」を勝ち取る基本マナー

お金の確認は事務的な作業ですが、相手への配慮を欠かさないことが大切です。

確認タイミングは「契約締結の直後」がベスト

支払い条件の話は、契約を結ぶタイミングや初回の発注が決まった直後に済ませるのが理想です。業務が本格的に稼働してから「実は弊社の支払日は……」と切り出すと、相手の資金繰り計画を狂わせてしまう可能性があるからです。

件名は「社名」と「用件」をセットにして視認性を高める

相手の経理担当者は、日々大量の請求書やメールを処理しています。 **「【確認】お支払い条件につきまして(株式会社△△ [自分の氏名])」**のように、一目でどの会社の誰からの連絡かがわかるようにしましょう。これにより、相手も過去の契約書や履歴をすぐに参照できるようになります。

「締め日」「支払日」「送付方法」の3点を必ず網羅する

確認すべきポイントは、大きく分けて3つです。

  1. 締め日と支払日(例:月末締め、翌月末払い等)
  2. 振込手数料の負担(自社負担か、先方負担か)
  3. 請求書の送付形式(PDFのメール送付で良いか、原本の郵送が必要か) これらを一回のメールでまとめて確認することで、何度もやり取りをする手間を省くことができます。

【コピーOK】シチュエーション別・支払い確認メール例文集

読者の皆様が、状況に合わせて調整して使える3つのパターンを用意しました。

パターン①:【新規取引】支払いサイクルの確認(取引先の経理宛)

新しく受注した際、相手側の支払いルールを伺う構成です。

件名: 【ご確認】お支払い条件および請求書送付方法につきまして(〇〇商事)

〇〇株式会社
経理担当者様
(※担当者が不明な場合は「経理ご担当者様」)

いつもお世話になっております。
〇〇商事株式会社の丸山です。

この度は、〇〇(プロジェクト名)のご契約を賜り、誠にありがとうございます。

初回のご請求にあたり、貴社のお支払い規定および
請求書の発行手順につきまして確認させていただきたく存じます。

恐れ入りますが、以下の点についてご教示いただけますでしょうか。

■確認事項
・お支払いサイクル(例:月末締め、翌月末払い等)
・振込手数料のご負担について
・請求書の送付方法(メール送付または郵送)
・請求書の宛先および部署名

今後の事務手続きを円滑に進めるため、
お手隙の際にご確認いただけますと幸いです。

何卒よろしくお願い申し上げます。

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署名
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パターン②:【請求側】請求書の発行・送付方法の確認(自社から送る場合)

自社が発注側(支払い側)で、相手に請求書をどう出してほしいか伝える構成です。

件名: 【ご案内】請求書の発行および送付方法に関するお願い

〇〇株式会社
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇商事株式会社の丸山です。

この度は〇〇の件でご尽力いただき、ありがとうございます。

本件の費用お支払いにつきまして、弊社の経理規定に基づき
請求書の発行をお願いしたく存じます。

つきましては、お手数ですが以下の形式にて
ご手配をいただけますでしょうか。

■請求書発行の要領

  1. 締め日:毎月末日
  2. 送付期限:翌月第3営業日まで
  3. 送付方法:PDFファイルを[メールアドレス]宛にお送りください
  4. お支払い日:締め日の翌月末日

弊社の事務処理の都合上、上記スケジュールにてご対応いただけますと助かります。
何かご不明な点がございましたら、お気軽にお申し付けください。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

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署名
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パターン③:【社内調整】自社の経理部へ支払いフローを確認する場合

新しいツール導入などで、社内の経理ルールを確認する構成です。

件名: 【相談】新規ベンダーへの支払い申請フローにつきまして(丸山)

経理部
〇〇様

お疲れ様です。
営業1課の丸山です。

この度、〇〇業務の効率化のため、新しく「〇〇(サービス名)」を
導入することとなりました。

つきましては、こちらの支払い申請(新規取引先登録)の
手順について確認させてください。

■確認したい点
・取引先登録に必要な書類(登記簿謄本や印鑑証明の要否)
・初回支払いの締め日および申請期限
・支払調書の作成が必要な案件かどうか

詳細な契約条件などは、以下の社内ポータルにも記載しております。

お忙しいところ恐縮ですが、円滑な導入のため
ご指導いただけますと幸いです。

よろしくお願いいたします。

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署名
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まとめ

経理への確認メールは、ビジネスの「血管」を整えるような大切な作業です。

  1. 契約が決まったら、曖昧にせず即座にルールを確認する。
  2. 件名に社名を入れ、締め日・支払日・送付方法を具体的に問う。
  3. 事務的な正確さを保ちつつ、相手の担当者への敬意を忘れない。

お金のやり取りがスムーズであれば、業務そのものに集中でき、結果としてお客様との信頼関係もより強固になります。ぜひ、この記事の例文を参考に、自信を持って確認を進めてくださいね。

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