請求漏れ・入金確認の催促メール|角を立てない「確認」の技術と例文集

催促・クレーム

「予定日を過ぎたのに入金がない」「請求書を送ったはずなのに反応がない」 お金に関する連絡は、ビジネスにおいて最も気を遣うものの一つです。特に、長年お付き合いのある取引先に対しては、どのように切り出せばいいか迷ってしまうことも多いでしょう。

しかし、入金管理はビジネスの基本であり、放置すれば自社の資金繰りにも影響します。大切なのは、相手を責めるのではなく、あくまで「事務的な確認」として誠実に連絡を入れることです。

この記事では、相手との良好な関係を壊さずに、スムーズな支払いを促すためのポイントと例文を解説します。

相手を不快にさせない催促メールの基本マナー

催促メールの目的は、相手を問い詰めることではなく、入金を完了してもらうことです。相手が「忘れていた」だけの場合を想定し、逃げ道を作ってあげることが重要です。

「催促」ではなく「確認」というスタンスを貫く

件名や本文に「催促」という言葉を使うのは避けましょう。 「ご入金の確認につきまして」「請求書のご送付状況について」といった、あくまで現状を把握したいという姿勢を見せることで、相手の抵抗感を和らげることができます。

送信タイミングは期限の「2〜3営業日後」が目安

期限当日にすぐ連絡を入れるのは、少し急かしすぎな印象を与えます。 銀行の反映タイミングや相手の事務処理の遅れを考慮し、期限から2〜3営業日が経過した頃に送るのが最も自然です。

行き違いの可能性を考慮した「クッション言葉」の活用

メールの最後には必ず「本メールと行き違いにご入金いただいておりましたら、何卒ご容赦ください」という一言を添えましょう。 もし相手が既に振り込みを終えていた場合でも、この一言があれば「丁寧な担当者だな」という印象で済み、トラブルを防ぐことができます。

【コピーOK】角を立てない入金確認・催促メール例文集

読者の皆様が、状況に合わせて調整して使える3つのパターンを用意しました。

パターン①:【初期】入金が確認できない時の丁寧な確認

期限を数日過ぎた段階で、まずは状況を伺うための最も標準的な構成です。

件名: 【ご確認】ご入金状況につきまして(〇〇商事株式会社・丸山)

〇〇株式会社
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇商事株式会社の丸山です。

貴社におかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

さて、〇月分のご請求分につきまして、
本日時点で弊社にて入金の確認ができておりません。

ご多忙の折、誠に恐縮ではございますが、
お手元の状況をご確認いただけますでしょうか。

■ご請求内容
・請求日:202X年〇月〇日
・金額:¥〇〇,〇〇〇ー
・お支払期限:202X年〇月〇日

なお、本メールと行き違いにご入金いただいている場合は、
何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。

ご不明な点がございましたら、お手数ですがご連絡いただけますと幸いです。

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署名
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パターン②:【再送】請求書が届いていない可能性を考慮した連絡

「請求書を紛失した」「メールが届いていない」という可能性を前提に、再送を申し出る構成です。

件名: 【再送】〇月分請求書の送付状況につきまして(〇〇商事株式会社・丸山)

〇〇株式会社
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇商事株式会社の丸山です。

〇月〇日にメールにてお送りいたしました、
〇月分のご請求書につきまして、その後の状況はいかがでしょうか。

もしかすると、弊社の送信エラーやメールの不達等で、
お手元に届いていない可能性も考え、念のため再送させていただきます。

大変お手数ですが、内容をご確認の上、
ご入金のお手続きをいただけますと幸いです。

もし、お支払い日のご指定などがございましたら、
併せてお知らせいただけますと助かります。

お忙しいところお手を煩わせますが、何卒よろしくお願い申し上げます。

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署名
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パターン③:【再三】返信がない場合の少し踏み込んだ再送

最初の連絡から1週間以上経っても反応がない場合、事務的に「正確な期限」を伝える構成です。

件名: 【重要】ご入金のお願いとご確認(202X年〇月分)

〇〇株式会社
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇商事株式会社の丸山です。

先日(〇月〇日)ご連絡いたしました、ご入金の件につきまして、
その後いかがでしょうか。

本日時点で、依然として入金の確認が取れておらず、
弊社の経理処理上の都合により、早急に確認が必要となっております。

何か事情がございましたら、折り返しご連絡をいただけますでしょうか。
特段の事情がないようでしたら、恐れ入りますが【〇月〇日】までに
ご対応をお願いしたく存じます。

行き違いがございましたら、重ねてお詫び申し上げます。
円滑な業務遂行のため、何卒ご理解とご協力のほど、よろしくお願いいたします。

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署名
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まとめ

請求漏れや入金確認のメールは、感情的にならず「正確な情報」を届けることが最も大切です。

  1. 「催促」ではなく、現状を把握するための「確認」として送る。
  2. 相手が既に支払っている可能性を考慮し、必ずクッション言葉を添える。
  3. 請求金額、期限、内容を明記し、相手がすぐに動けるように配慮する。

誠実なコミュニケーションを心がけることで、金銭トラブルを未然に防ぎ、より強固なパートナーシップを築いていくことができます。

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