退職挨拶メール(社外・取引先向け)|後任紹介を含めたスムーズな引き継ぎ

転職・異動・退職

退職が決まり、これまでお世話になった社外の取引先へ挨拶を送る際、「いつ送るのが適切か」「後任の紹介はどう書くべきか」と悩む方は多いはずです。社外向けの挨拶メールは、あなたの個人的な節目であると同時に、会社同士の今後の取引を円滑に進めるための重要な「引き継ぎ業務」の一環でもあります。

この記事では、失礼のない社外向け退職挨拶の書き方・マナーと、そのまま使える5つの文例を詳しく解説します。

社外向け退職挨拶メールの書き方とマナー

社外の方へメールを送る際は、相手に「今後の取引への不安」を感じさせないことが最大のポイントです。

  • 送信のタイミング: 一般的には退職の1〜2週間前がベストです。あまり早すぎると現職の業務に支障が出ることがあり、直前すぎると相手が挨拶や引き継ぎの時間を取れず失礼にあたります。
  • 退職理由は「一身上の都合」: 詳細な理由(転職先や会社への不満など)を書く必要はありません。ポジティブな理由であっても、ビジネスメールでは「一身上の都合」と簡潔に留めるのがマナーです。
  • 後任者の情報を必ず明記する: 取引先が最も気にするのは「今後の担当者は誰か」という点です。後任者の氏名を明記し、可能であれば後任者をCCに入れて送信するか、別途挨拶に伺う旨を伝えましょう。
  • 件名は一目で内容がわかるように: 相手は毎日大量のメールを受け取っています。「退職のご挨拶(株式会社〇〇 氏名)」など、誰からのどのような用件かが即座に伝わるようにします。

シチュエーション別・退職挨拶メールの例文

例文①:【標準】後任者を紹介する丁寧な例文

最も一般的で、どのような業種でも使いやすいフォーマルな文例です。

件名: 退職のご挨拶(株式会社[自社名] [自分の氏名])

〇〇株式会社
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇商事株式会社の丸山です。

私事で大変恐縮ではございますが、一身上の都合により
[月/日]をもちまして、株式会社[自社名]を退職することとなりました。

[相手の苗字]様には、在職中に多大なるご厚情を賜り、
誠にありがとうございました。至らぬ点も多々あったかと存じますが、
丁寧にご対応いただきましたこと、心より感謝申し上げます。

後任につきましては、弊社[後任者の苗字]が担当させていただきます。
後日、改めて[後任者の苗字]よりご挨拶申し上げますが、
本メールにて先行してご案内させていただきます。

【後任者連絡先】
氏名:[後任者の氏名]
メール:[後任者のメールアドレス]
電話:[後任者の電話番号]

本来であれば直接お伺いしてご挨拶すべきところ、
メールでのご連絡となりますこと、何卒ご容赦ください。

最後になりますが、[相手の苗字]様の益々のご健勝と
貴社の更なるご発展を心よりお祈り申し上げます。

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署名
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例文②:【訪問なし】メールのみで挨拶を済ませる場合の例文

リモートワーク中心の取引や、遠方の顧客などで訪問が難しい場合に。

件名: 退職のご挨拶(株式会社[自社名] [自分の氏名])

〇〇株式会社
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇商事株式会社の丸山です。

突然のご連絡で失礼いたします。
この度、[月/日]をもちまして退職することとなりました。

本来であれば、直接お伺いしてこれまでの感謝をお伝えすべきところですが、
昨今の状況(または遠方)につき、メールでのご挨拶となりますことを
深くお詫び申し上げます。

[相手の苗字]様と一緒に[プロジェクト名や業務内容]に携われたことは、
私にとって大きな経験となりました。本当にありがとうございました。

今後の業務につきましては、後任の[後任者の氏名]へ滞りなく引き継いでおります。
ご不便をおかけせぬよう努めてまいりますので、
今後とも変わらぬお引き立てのほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

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署名
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例文③:【後任未定】取り急ぎ退職の事実だけを伝える例文

まだ後任が決まっていないが、退職日が迫っている場合に使います。

件名: 退職のご挨拶(株式会社[自社名] [自分の氏名])

〇〇株式会社
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇商事株式会社の丸山です。

本日は、自身の進退につきましてご報告があり、ご連絡差し上げました。
誠に勝手ながら、[月/日]をもちまして株式会社[自社名]を退職いたします。

[相手の苗字]様には、長きにわたり温かいご支援をいただき、
感謝の言葉もございません。

後任の担当者につきましては、現在調整中でございます。
決定しだい、改めて弊社担当よりご連絡を差し上げます。
それまでの間、ご不明な点などがございましたら、
私、または弊社[上司の苗字/部署名]([連絡先])までお問い合わせください。

取り急ぎ、書中をもちまして退職のご挨拶を申し上げます。

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署名
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例文④:【親しい相手】感謝の気持ちを込めた少しカジュアルな例文

長年の付き合いがあり、信頼関係が築けている担当者宛です。

件名: 退職のご挨拶(株式会社[自社名] [自分の氏名])

〇〇株式会社
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇商事株式会社の丸山です。

突然のご報告となりますが、[月/日]をもちまして、
○○商事を退職することとなりました。

[相手の苗字]様には、私が新人だった頃から(または〇年前から)、
時に厳しく、時に温かく見守っていただき、本当に感謝しております。
特に[思い出深い仕事のエピソード]は、今でも忘れることができません。

私の勝手な都合により、[相手の苗字]様との仕事を離れるのは大変心苦しいですが、
新しい環境でも、ここで学んだことを活かして頑張りたいと思います。

後任の[後任者の苗字]は非常に優秀で、信頼できる人物です。
私以上に[相手の苗字]様のお力になれるはずですので、
変わらぬお付き合いをいただけますと幸いです。

本来であれば、最後に一度お会いしたかったのですが、
まずはメールにて失礼いたします。 本当にありがとうございました。

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署名
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