展望デッキを利用する為、羽田空港の国際線ターミナルに訪れました。客足は徐々に戻ってきたとはいえ、やはりコロナ渦の3年間のダメージは大きかったと感じます。「新しい日本・東京」の魅力を発信するにできた江戸小路は、観光客の姿があまり見えず、少し寂しく感じます。
現地で撮影した写真を使って、「今の羽田空港」を肌感覚でお伝え出来たらと思います。
羽田空港の今:空港内の風景
国内線ターミナルはにぎやかですが、国際線ターミナルも意外に利用されています。世界各国の新型コロナウイルス感染の体制の整備と方針の改正の関係かもしれません。
大きいスーツケースを押して税関に向かっている人、航空会社のカウントの行列で待っている人、それぞれの旅がここから始まります。
観光客っぽい人もいますが、ほとんど日本国内在住の人のように見えます。観光客が減った中、屋上の展望デッキを利用する家族が散見します。飛行機を見て興奮している子供がたくさんいます。かわいいですね。海外に行けない分、飛び立つ飛行機に飛ぶ夢を託して、自由な心も解放されるでしょう。
羽田空港の今:江戸小路
「江戸小路」は現代の名匠が伝統の日本式工法を追求して再現した本物の「江戸の町並」。羽田空港から「新しい日本・東京」の魅力を発信するために、文化と伝統の技を伝える多くの店舗を厳選しています。
https://www.tiat.co.jp/terminal/edo_koji.html
江戸小路は一部の店が営業再開しています。行列ができている人気店もあります。
本物の「江戸の町並」が見られるのは、本当に素晴らしいです。日本の味、日本の建築、日本の四季、日本の色合い、日本の食、日本の魅力が凝縮されて静かに語っています。
2019年12月始まったコロナ禍で、羽田空港はどのぐらい影響を受けたのか、利用者実績の推移から見てみたいと思います。
データ:羽田空港の利用者実績の推移【2019~2021年】
▼2019年度の旅客数合計:87,584,621人
・国内線:68,868,623人
・国際線:18,715,998人
・外国人:8,510,276人
▼2020年度の旅客数合計:32,191,041人
・国内線:28,972,786人
・国際線:3,218,255人
・外国人:1,322,697人
▼2021年度の旅客数合計:26,614,178人
・国内線:25,835,444人
・国際線:778,734人
・外国人:177,137人
結論から言うと、羽田空港は相当なダメージを受けました。
全体利用者数は2019年度の8758万人から、2021年度の2661万人まで減りました。その中、国際線の利用者数が一番減りました。外国人の利用者数も約1/10に。
まとめ
「新しい日本・東京」の魅力を発信する、羽田空港の展望デッキと江戸小路に行ってきました。現地で撮影した写真で、「羽田空港の今(9月11日)」をお伝え出来たらと思います。
コロナ禍で客足が急激に減った羽田空港には、大きなダメージを受けました。観光客の入国制限が解除されたら、きっと回復するでしょう。羽田空港は、それに対応する準備は既にできていると思います。
最後は、屋上の展望デッキの写真もアップします。ここでは、コーヒーやビールを飲みながら、飛行機の到着と出発を見るのも、とても楽しく感じます。