疎遠になった取引先へ送る「久しぶりの連絡」メール術|失礼にならないマナーと例文

報告・連絡

「以前お世話になったけれど、もう1年以上も連絡していない」「いきなり連絡したら『用がある時だけ連絡してくる』と思われないだろうか」と、メールを作る手が止まってしまうことはありませんか?

ビジネスにおいて、疎遠になっていた相手から連絡が来ることは、実は珍しいことではありません。相手も「また縁があれば」と思っていることが多いため、適切なマナーさえ守れば、むしろ喜ばれることも多いのです。

この記事では、相手に不快感を与えず、かつスマートにやり取りを再開させるためのメール術と例文を解説します。

疎遠な相手にメールを送る際の基本ルールとマナー

久しぶりに連絡を取る際は、相手が「誰だったかな?」と迷う時間を最小限にすることが最大の配慮です。

「ご無沙汰しております」の後に一言添えるのが正解
単に「ご無沙汰しております」と始めるだけでなく、以前いつ頃、どのような件でお世話になったかを短く添えましょう。相手の記憶を呼び起こす手助けをすることで、その後の会話がスムーズになります。

件名だけで「誰からの連絡か」を思い出してもらう工夫
疎遠な相手からの「ご挨拶」という件名だけでは、後回しにされたり、迷惑メールと間違われたりするリスクがあります。**「【ご挨拶】株式会社〇〇の[自分の氏名]です」**のように、社名と氏名を件名に入れるのが鉄則です。

送信のタイミングは相手の忙しい時期を避ける
相手の業界が繁忙期であることを知っている場合は、その時期を避けるのがマナーです。特に急ぎでない場合は、週明けの月曜午前中など、メールが溜まっている時間帯を避けて送ると、相手も落ち着いて目を通すことができます。

正しい言葉遣いやマナーについてさらに自信をつけたい方は、[ビジネスメールの基本マナー(https://mlck.jp/)]もぜひ参考にしてください。

【そのまま使える】久しぶりの連絡メール例文

状況に合わせて使い分けられる、そのままコピー&ペースト可能な3つの例文を紹介します。

パターン①:近況報告を兼ねた純粋なご挨拶

特に急ぎの用事はないものの、関係を維持するために送る丁寧な文例です。

件名: 【ご挨拶】ご無沙汰しております

〇〇株式会社
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇商事株式会社の丸山です。

以前、[案件名や当時のプロジェクト]の際にお世話になって以来、
早いもので1年が経過いたしました。
〇〇様におかれましては、お変わりなくお過ごしでしょうか。

私共の方は、[自分の部署名]にて、現在は[現在の仕事内容]に注力しております。
ふと〇〇様にご助力いただいた当時のことを思い出し、
失礼ながらご挨拶のメールを差し上げました。

お忙しいとは存じますが、また何かの折にお力添えをいただけますと幸いです。
時節柄、どうぞご自愛ください。

まずは略儀ながら、メールにてご挨拶申し上げます。

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署名
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パターン②:新しい提案や情報交換の機会を作りたい場合

久しぶりの連絡をきっかけに、新しいビジネスチャンスに繋げたい時の文例です。

件名: 【情報交換のお願い】ご無沙汰しております(〇〇商事・丸山)

〇〇株式会社
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇商事株式会社の丸山です。

前回の[時期やイベント]では、貴重なお話をいただきありがとうございました。
その後、長らくご連絡が途絶えてしまい、大変失礼いたしました。

この度、弊社にて[新サービス・新製品]の取り扱いを開始いたしました。
〇〇様の事業においても、[具体的なメリット]といった形でお役に立てるのではないかと
考え、改めてご連絡を差し上げた次第です。

もしよろしければ、近況報告を兼ねて一度オンラインにて
15分ほどお時間をいただけないでしょうか。

突然のご連絡で恐縮ですが、ご検討いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。

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署名
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パターン③:以前の案件に関連して再度相談したい場合

一度お断りした、あるいは立ち消えになった案件を復活させたい時の文例です。

件名: 【再相談】[案件名]の件につきまして(〇〇商事・丸山)

〇〇株式会社
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇商事株式会社の丸山です。

以前、[時期]に[案件名]をご提案いただいた際には、
こちらの事情でお応えできず、多大なご迷惑をおかけいたしました。
その節は誠に申し訳ございませんでした。

その後、社内での体制が整い、改めて本件について
前向きに検討したいという話が出ております。
〇〇様にご提案いただいた内容が非常に魅力的であったため、
再度ご相談をさせていただきたく存じます。

長らく間が空いてしまった中、勝手なお願いであることは重々承知しておりますが、
もし可能であれば一度お話を伺えないでしょうか。

何卒よろしくお願い申し上げます。

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署名
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まとめ:丁寧な一通が、途切れた縁を再び繋ぐ一歩になる

疎遠になった相手への連絡は、以下の3点を意識するだけで驚くほどスムーズになります。

  1. 以前の接点を具体的に示し、相手の記憶を呼び起こす。
  2. 疎遠になったことへのお詫びを、短く誠実に伝える。
  3. 件名に「社名と氏名」を入れ、開封のハードルを下げる。

ビジネスにおいて「久しぶり」は新しいチャンスの合図でもあります。気まずさを恐れず、丁寧な一通を送ることで、再び良好な関係を築いていきましょう。

もし、久しぶりに連絡した相手からお断りされてしまった場合は、[二度手間を防ぐ!一度の返信で完結させる「お断り」の書き方(https://mlck.jp/)]も参考に、プロフェッショナルな対応を心がけてくださいね。

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