英語で「納期を早める」は何と言う?Expediteの使い方と丁寧な依頼メール例文

英語・依頼

ビジネスの現場では、急な計画変更やクライアントからの要望により、「予定よりも納期を早めてほしい」とお願いしなければならない場面があります。

特に海外の取引相手に対しては、単に「早くしてください」と伝えるだけでは、相手に無理を強いている印象を与えかねません。相手の立場を尊重しつつ、こちらの緊急性を正しく伝えるには、適切な英単語の選択と丁寧なメール構成が不可欠です。

この記事では、「納期を早める」を意味する最もプロフェッショナルな単語 expedite の使い方と、相手が快く対応したくなるような依頼メールの例文をご紹介します。

「納期を早める」の正解はExpedite!その理由とニュアンス

日本語の「納期を早める」や「進捗を促進させる」に最も近い英語が expedite(エクスペダイト) です。

ビジネスシーンでよく使われるこの言葉には、「(手続きなどを)迅速に処理する」「はかどらせる」というポジティブな響きがあります。単に「早く(Fast)」と言うよりも、**「プロセスを効率化して早めてほしい」**というプロフェッショナルなニュアンスが伝わるため、依頼された相手も「最善を尽くそう」という気持ちになりやすい表現です。

他にも「Move up the schedule(予定を繰り上げる)」といった表現もありますが、メールの件名や公式な依頼では expedite を使うのが最もスマートです。

納期短縮を依頼する際の3つの鉄則

納期を早めてもらうのは、相手に負担をかける行為です。以下の3点を守ることで、こちらの要望が通りやすくなります。

  1. 理由を具体的に添える
    「急いでいるから」だけでなく、「プロジェクトの開始日が早まった」「最終顧客からの強い要望がある」など、なぜ早める必要があるのかという背景を伝えます。
  2. 「可能であれば」というクッション言葉を入れる
    命令形にならないよう、「If possible(もし可能であれば)」や「We would appreciate it if…(〜していただければ幸いです)」といった丁寧なフレーズを使い、相手に検討の余地を残します。
  3. 返信の期限と感謝を伝える
    相手も調整に時間がかかるため、「〇日までに可否を教えてほしい」と期限を切りつつ、検討してくれることへの感謝をあらかじめ述べておきます。

相手に配慮したメールの書き方については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

【シーン別】コピーして使える「納期短縮」の英語メール例文

状況に合わせた3つのパターンをご紹介します。

パターン1:標準的な納期短縮の依頼(丁寧な表現)

無理のない範囲で、まずは打診してみたい時に適した文面です。

件名: Inquiry regarding Expediting Delivery for Order #[注文番号]

本文: Dear [相手の氏名],

I hope this email finds you well.

Regarding our order #[注文番号], which is currently scheduled for delivery on [元の納期], we were wondering if it would be possible to expedite the shipment.

Due to a slight change in our production schedule, we would greatly appreciate it if the items could arrive by [希望する新納期].

We understand that this is a short notice, but please let us know if any adjustments can be made. Thank you for your continued support.

署名: Best regards, [自分の氏名] [会社名]


パターン2:プロジェクトの変更による至急の依頼

理由を明確にし、緊急性を伝えつつも礼儀正しさを保つ構成です。

件名: URGENT: Request to Expedite Order #[注文番号]

本文: Dear [相手の氏名],

I am writing to make an urgent request concerning the delivery of order #[注文番号].

Due to an unexpected request from our end-client, we need to complete the project earlier than planned. Would it be possible to expedite the process and have the products delivered by [希望する新納期]?

We apologize for any inconvenience this sudden request may cause. Please let us know as soon as possible if this timeline is feasible for you.

Thank you for your understanding and cooperation.

署名: Best regards, [自分の氏名] [会社名]


パターン3:追加費用を検討してでも早めたい場合

「コストを払ってでも優先してほしい」という本気度を伝えるパターンです。

件名: Request for Expedited Shipping: Order #[注文番号]

本文: Dear [相手の氏名],

Thank you for your prompt processing of our order #[注文番号].

We have a pressing need to receive these items sooner than the original schedule. If it is possible to expedite the delivery to arrive by [希望する新納期], we are prepared to cover any additional shipping costs or rush fees incurred.

Could you please provide us with a quote for the expedited service if this is an option?

We look forward to hearing from you soon.

署名: Sincerely, [自分の氏名] [会社名]

まとめ:感謝の意を添えて円滑な進行を

英語で納期を早めるよう依頼する際は、以下のポイントを大切にしましょう。

・「Expedite」という単語を使い、プロフェッショナルな印象を与える。
・納期短縮が必要になった背景(理由)を誠実に伝える。
・追加費用の負担も視野に入れ、相手にとってのメリットや妥協点を示す。

依頼を受け入れてもらった後は、当たり前だと思わずにしっかりとお礼を伝えることで、次回の取引もスムーズになります。あなたの誠実な姿勢が、ビジネスの成功を後押しします。

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