「海外の取引先に値上げを伝えなければならないけれど、英語でどう表現すれば失礼にならないだろう……」と悩んでいませんか?日本語でも難しい価格改定の連絡ですが、英語では「なぜ値上げが必要なのか」をより論理的かつ明確に伝えることが求められます。
曖昧な表現を避けつつ、相手への配慮(クッション言葉)を忘れないことで、海外とのビジネスでも円滑に合意を得ることができます。この記事では、そのまま送れる英文テンプレートと、相手に納得してもらうための重要なマナーを解説します。
英語で値上げを伝える際の3つの鉄則
グローバルな取引において、価格変更は非常にセンシティブな問題です。以下の3点を意識することで、相手との摩擦を最小限に抑えましょう。
1. 件名は一目で「Price Revision」とわかるようにする 英語のメールは件名で中身を判断されます。「Announcement(お知らせ)」だけでは不十分です。**「Important: Price Revision Notice(重要:価格改定のお知らせ)」**のように、重要性と内容をストレートに伝えましょう。
2. 「誠に遺憾ながら(We regret to inform you)」を添える 値上げは相手にとってネガティブなニュースです。本意ではないことを示すために、**”We regret to inform you that…”(心苦しいのですが〜をお知らせいたします)**といった表現を使い、敬意を払いましょう。
3. 具体的な改定日と新しい価格表(Price List)を明示する 「いつから」「どの商品が」「いくらになるのか」を箇条書きや添付ファイルで明確にします。特に海外取引では、**「Effective Date(実施日)」**をはっきりさせることが後のトラブル防止になります。
【シチュエーション別】英語の値上げメール例文集
そのままコピー&ペーストして使える、3つの英文パターンを用意しました。
パターン①:【標準】原材料・輸送費高騰による価格改定
製造コストや物流費の上昇を理由にする、最も一般的な構成です。
パターン②:【IT・SaaS】サービス品質維持と機能拡充に伴う改定
ソフトウェアやクラウドサービスの月額料金などを改定する場合の文面です。
パターン③:【丁寧・交渉】長年の取引先に誠意を伝える丁寧な表現
関係性を重視し、一方的な通知ではなく「協力のお願い」というスタンスで送る場合です。
まとめ:丁寧な英語表現で、国境を越えた信頼を守る
英語で価格改定を伝える際は、感情的にならず、かつ事務的になりすぎない絶妙なバランスが重要です。
- 件名で内容を明確にし、見落としを防ぐ
- “We regret to inform you”などのクッション言葉を添える
- 具体的な実施日と新価格を客観的に示す
この3つのポイントを押さえることで、海外の取引先とも良好な関係を保ちながら、スムーズに交渉を進めることができます。


