久しぶりに英語を勉強しようと思って、英会話をやり始めました。そうすると、会話の途中でよく過去形の変形問題で会話が中断したり、間違ったりします。それで、英語の過去形の作り方、発音のパターン、否定文の作り方、疑問文の作り方をまとめました。
過去形とは
英語の過去形はに日本語というと、「~した」「~でした。」というような、「過去に起こったこと」「過去の状態」などを表したい時に使う表現方法です。英語では、数秒前の出来事でも「過去」なので、必ず過去形を使う必要があります。
▼ be動詞の場合
・I am on the basketball team .(私はバスケットボールチームに所属しています。)
・I was on the basketball team in high school.(高校時代はバスケ部に所属。)
▼ 一般動詞の場合
・I study English every day. (私は毎日英語を勉強します。)
・I studied English in high school.(私は高校で英語を勉強しました。)
過去形の作り方:be動詞
過去形の作り方:一般動詞<規則動詞>
ルール:動詞の<原形>の語尾に「-ed」を付ける
基本ルールは、動詞の<原形>の語尾に「ed」を付けるだけでいいですが、下記の場合は少し変更が必要となります。
「-ed」の発音パターン:/d/ /t/ /ɪd/
「-ed」はどんな発音になるのかは、「語末がどんな音で終わっているか」によってい規則的に決定されます。「有声音」と「無声音」が発音を決めるキーワードになります。
▼「ed」を /d/ と発音する場合
一般動詞の語末の音が「有声音」で終わる場合、「ed」は /d/ と発音されます。
有声音は喉の振動を利用して発音される音
例:
raised (/réɪzd/)
studied (/stʌ́did/)
married(/mˈærid/)
engaged(/ɛnɡéɪdʒd/)
traveled(/trǽvəld/)
▼「ed」を /t/ と発音する場合
一般動詞の語末の音が「無声音」で終わる場合、「ed」は /t/ と発音されます。
無声音は喉の振動を利用せずに発音される音
例:
worked(/wɝ́kt/)
dropped(/drɑ́pt/)
finished(/fɪ́nɪʃt/)
divorced(/dɪvɔ́rst/)
stopped(/stɑ́pt/)
laughed(//lǽft)
coughed(/kɔ́ft/)
watched(/wɑ́tʃt/)
▼「ed」を /ɪd/ と発音する場合
一般動詞の語末の音が /d/ もしくは /t/ である場合、「ed」は /ɪd/ と発音されます。
基本的に /d/ と /t/ はそれぞれ、英語の綴りで「d」と「t」に対応しています。したがって、start や attend のように動詞が「d」もしくは「t」で終わっていれば、「ed」は /ɪd/ と発音されると考えてしまって良いでしょう。
started(/stɑ́rtɪd/)
graduated(/grˈædʒuèɪtɪd/)
visited(/vɪ́zətɪd/)
separated(/sɛ́pɚèɪtɪd/)
dated(/deɪtɪd/)
attended(/ətɛ́ndɪd/)
過去形の作り方:一般動詞<不規則動詞>
過去形の作り方が語尾に「-ed」をつける対応できない動詞を<不規則動詞>と言います。
例:
・I eat breakfast with my family every morning.(私は毎朝家族と一緒に朝食を食べます。)
⇒過去形:I ate breakfast with my family this morning.(今朝、家族と一緒に朝食を食べました。)
代表的な<不規則動詞>
原 形 | 過去形 |
begin(始める) become(なる) break(壊す) build(建てる) buy(買う) come(来る) choose(選ぶ) cut(切る) do(する) drink(飲む) drive(運転する) eat(食べる) give(与える) go(行く) find(見つける) | began became broke built bought came chose cut did drank drove ate gave went found |
原 形 | 過去形 |
have(持つ) hear(聞く) hit(打つ) hold(抱く) keep(保つ) know(知る) leave(去る) lend(貸す) lose(失う) make(つくる) meet(会う) pay(払う) put(置く) read(読む) run(走る) | had heard hit held kept knew left lent lost made met paid put read ran |
原 形 | 過去形 |
say(言う) see(見る) sell(売る) send(送る) sing(歌う) set(据える) sit(座る) stand(立つ) swim(泳ぐ) take(取る) teach(教える) tell(言う) think(思う) win(勝つ) write(書く) | said saw sold sent sang set sat stood swam took taught told thought won wrote |
不規則動詞のいくつかの変化パターン
▼1字のみ変わる
begin(始まる) – began, become(なる) – became, build(建てる) – built
▼形が変わらない
cut(切る) – cut, put(置く) – put, read(読む) – read
▼2字以上変わる
tell(言う) – told
▼まったく変わる
go (行く) – went
過去形の否定文
▼be動詞:否定語not + be動詞 ⇒ Was/Were +not
▼一般動詞:did not +動詞の原形 ⇒ Did not + 動詞の原形
過去形の疑問文
▼be動詞:be動詞+主語+文末「?」 ⇒ Was/Were + X …?
▼一般動詞:Did +主語 +動詞の原形? ⇒ Did + X +動詞の原形…?
まとめ
英語の過去形はbe動詞と一般動詞<規則動詞>、一般動詞<不規則動詞>の三種類に分かれます。また、それぞれの語尾の形によって変形し、発音もそれに変わります。過去形をマスターして、使える英語にしたいと思います。