「拝受しました」と「受け取りました」の違いとは?正しい使い分けと返信メール例文

敬語・マナー

相手から送られてきた資料やメールに対して、「無事に届きました」と伝える受領確認。ビジネスでは欠かせない連絡ですが、「受け取りました」で良いのか、それとも「拝受しました」と書くべきか、迷ってしまうことはありませんか?

実は、この二つはどちらも間違いではありませんが、相手との関係性によって使い分けるのがスマートな大人のマナーです。この記事では、それぞれの言葉の違いをスッキリ整理し、そのまま使える返信文例をご紹介します。

「拝受」と「受け取り」は何が違う?言葉の使い分けルール

結論から言うと、大きな違いは「敬語の種類」にあります。

拝受(はいじゅ)しました
「受ける」の謙譲語です。自分がへりくだることで相手を立てる表現なので、上司や取引先、目上の人に対して使うのが最も適切です。 プロフェッショナルで洗練された印象を与えます。

受け取りました
「受ける」の丁寧語です。間違いではありませんが、少しカジュアルな響きがあるため、同僚や親しい先輩、気心の知れた社内向けの連絡に適しています。

使い分けに自信がないときは、とりあえず「拝受いたしました」を使えば、失礼になることはありませんので安心してくださいね。

受領メールを送る際の鉄則!3つの基本マナー

文面を作る前に、これだけは守っておきたい受領確認の基本ルールを3つお伝えします。

  1. 24時間以内に返信する
    受領確認の目的は、相手に「無事に届いた」と安心してもらうことです。内容を精読する時間がなくても、まずは「拝受しました」と一報入れるのが鉄則です。
  2. 件名は変えずに返信する
    相手が送ってきたメールの件名(Re:がついた状態)で返信しましょう。どの件に関する受領連絡なのかが、相手の受信トレイですぐに判別できます。
  3. 感謝の言葉を添える
    単に「受け取りました」で終わらせず、「お忙しい中お送りいただき、ありがとうございます」といった一言を添えるだけで、印象が格段にアップします。より詳しい返信マナーについては、こちらのサイト(https://mlck.jp/)でも紹介しています。

【シチュエーション別】コピペで使える受領確認メール例文

それでは、今日から使える具体的な文例を見ていきましょう。

パターン①:取引先から重要な見積書や資料が届いた場合

件名: Re:【株式会社〇〇】お見積書送付のご案内

本文:
株式会社〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇商事の丸山です。

ご送付いただきましたお見積書、正に拝受いたしました。
お忙しい中、迅速にご対応いただき誠にありがとうございます。

内容を確認の上、改めて週明けまでにご連絡させていただきます。
まずは取り急ぎ、受領のご報告まで。

———
署名
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パターン②:上司から指示書や共有データを受け取った場合

件名: Re:【共有】来月のプロジェクト工程表について

本文:
〇〇課長

いつもお世話になっております。
〇〇商事の丸山です。

工程表のデータ、拝受いたしました。
お忙しいところ、共有いただきありがとうございます。

詳細を拝読し、不明点があれば改めてご相談させていただきます。
引き続き、よろしくお願いいたします。

———
署名
———

パターン③:郵送物(荷物や書類)の到着を知らせる場合

件名: 資料ご送付のお礼(〇〇商事 丸山)

本文:

株式会社〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇商事の丸山です。

本日、郵送にてお送りいただいた資料が無事に到着いたしました。
確かに拝受いたしましたので、ご安心ください。

貴重な資料をお貸し出しいただき、心より感謝申し上げます。
今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。

———
署名
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まとめ:相手への敬意を込めた「拝受」で、一歩リードするビジネスマンに

受領確認は、ビジネスにおける「受取連絡」という単なる作業ではなく、相手への思いやりを示すコミュニケーションです。

・目上の人や取引先には「拝受しました」を使う
・同僚や社内には「受け取りました」でOK
・届いたらすぐに返信し、相手を安心させる

このポイントを押さえるだけで、あなたのメールの信頼度はぐっと高まります。ほんの少しの言葉選びの違いですが、その積み重ねが「この人と仕事をしたい」と思わせる秘訣ですよ。

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