請求金額ミスの謝罪と再発行メールの書き方|信頼を回復する誠実な文例集

謝罪・お詫び

「送った請求書の金額が間違っていた!」と気づいた瞬間、背筋が凍るような思いをされるかもしれません。お金に関わるミスは、どんなに気をつけていても起こりうるものですが、ビジネスにおいては非常にデリケートな問題です。

しかし、その後の対応が誠実であれば、かえって「しっかりとしたフォローができる会社だ」と信頼を深めるきっかけにもなります。この記事では、請求金額を間違えた際のリカバリー方法と、相手に負担をかけない再発行メールの書き方を、実戦的な文例とともに解説します。

信頼を守る!請求書ミス発覚後の3つの基本ルール

ミスをした際、相手が最も気にしているのは「どの情報が正しいのか」と「二重請求にならないか」という点です。

1. スピード対応:ミスに気づいたら即座に連絡する
ミスが発覚したら、何よりも先に連絡を入れましょう。相手がすでに経理処理を進めていたり、支払いを完了させてしまったりすると、修正の手間が何倍にも膨らんでしまいます。重大なミスの場合は、メールを送る前にまず電話で一本お詫びを伝えるのがビジネスマナーです。

2. 件名のルール:再発行であることが一目で伝わるように
再送するメールの件名には、必ず**【再発行】【訂正分】**という言葉を入れましょう。これにより、相手は「古い方は無視して、こちらの新しい方を見ればいいのだな」と即座に判断できます。

3. 明確な指示:古い請求書の破棄を必ずお願いする
混乱を避けるため、以前送付した誤った請求書は「破棄(または削除)」いただくよう、明確にお願いしましょう。これを忘れると、先方の手元に2通の請求書が残ってしまい、混乱の元となります。ビジネスメールの基本については、こちらのサイト(https://mlck.jp/)でも詳しく解説しています。

【シチュエーション別】そのまま使える謝罪・再発行メール文例集

状況に合わせて、誠実さが伝わる文面を選んで活用してください。

パターン①:【自社で発見】発送直後にミスに気づき再送する場合

相手がまだ開封していない可能性を考慮し、素早く差し替えをお願いする文例です。

件名: 【重要・再発行】請求書金額の訂正とお詫び(〇〇商事)

〇〇株式会社
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇商事株式会社の丸山です。

先ほど[月/日]付で送付いたしました請求書「[請求書番号]」につきまして、
弊社の確認不足により、金額に一部誤りがあることが判明いたしました。

多大なるご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。

正しく訂正した請求書を本メールに添付いたしました。
大変お手数ではございますが、こちらにてお手続きいただけますでしょうか。

なお、先ほどお送りした誤りのある請求書につきましては、
破棄(またはデータの削除)をいただけますと幸いです。

今後は送信前のチェックをより一層強化してまいります。
取り急ぎ、お詫びと再発行のご案内を申し上げます。

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署名
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パターン②:【先方指摘】金額の間違いを指摘されお詫びする場合

相手に手間をかけさせてしまったことに対し、より深い謝罪を込めた文例です。

件名: 【訂正分】ご指摘いただいた請求書の再発行につきまして

〇〇株式会社
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇商事株式会社の丸山です。

先ほどは、請求書の金額の誤りにつきましてご指摘をいただき、
誠にありがとうございました。

こちらの不手際により、〇〇様のお手を煩わせ、
多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

ご指摘いただきました箇所の訂正を完了いたしましたので、
本メールに正しい請求書を添付いたします。

[添付ファイル名:20260226_請求書_株式会社〇〇_訂正分.pdf]

今後は、二度とこのようなミスのないよう厳重に注意いたします。
何卒ご容赦いただけますよう、お願い申し上げます。

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署名
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パターン③:【一部訂正】消費税率や端数処理のミスを修正する場合

特定の箇所が間違っていたことを明示し、混乱を防ぐ文例です。

件名: 【再発行】請求書([請求書番号])の消費税額訂正のお願い

〇〇株式会社
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇商事株式会社の丸山です。

先日お送りいたしました請求書につきまして、
[理由:例:一部商品の消費税率の適用ミス]がございました。

正しい税率・金額にて再発行したものを添付いたしますので、
ご確認いただけますでしょうか。

【訂正箇所】
誤:消費税額 〇,〇〇〇円
正:消費税額 〇,〇〇〇円

弊社の確認漏れにより、お手間を取らせてしまい大変申し訳ございません。
お手元の古い請求書は、破棄いただけますようお願い申し上げます。

今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

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署名
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まとめ:ミスを糧にして、より強固なチェック体制を築こう

請求書のミスは非常に心苦しいものですが、その後の対応こそが「ビジネスの質」を物語ります。

・ミスに気づいたら、相手の事務作業が止まる前に最速で連絡する。 ・件名には【再発行】と明記し、相手の混乱を防ぐ。 ・古い書類の破棄を依頼し、間違いの元を断つ。

誠実なリカバリーを終えた後は、なぜミスが起きたのかを振り返り、二重チェックを習慣化しましょう。あなたの真摯な姿勢は、きっと相手にも伝わります。

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