「御社」と「貴社」メールで正しいのは?使い分けの基本と間違えた時の対応

敬語・マナー

「御社」と「貴社」、どちらも相手の会社を敬う言葉ですが、メールを書いている最中に「どっちが正解だったかな?」と不安になることはありませんか。特に大切な取引先や採用担当者への連絡では、小さなミスが信頼に影響しないか心配になるものです。

この記事では、メールにおける正しい使い分けのルールと、万が一間違えてしまった時の考え方、そしてそのまま使える便利な例文をまとめました。この記事を読めば、もう二度と言葉選びで迷うことはなくなります。

【結論】メールで使うべきなのは「貴社」!御社との違いとは

結論からお伝えすると、メールや手紙などの書き言葉では「貴社」を使うのが正解です。

二つの言葉の大きな違いは、「話し言葉」か「書き言葉」かという点にあります。

貴社(きしゃ)
文章の中で相手の会社を指す時に使う「書き言葉」です。メール、履歴書、企画書、手紙などではこちらを使用します。

御社(おんしゃ)
会話の中で相手の会社を指す時に使う「話し言葉」です。電話、商談、面接などの口頭でのやり取りではこちらを使用します。

「貴社」は同音異義語(記者、記者、汽車など)が多く、口頭では伝わりにくい場合があるため、会話では「御社」が定着したと言われています。

これだけは守りたい!ビジネスメールの基本マナーと送信ルール

正しい敬語を使うことと同じくらい、スムーズなやり取りには以下のマナーが欠かせません。

返信は24時間以内に
相手を待たせないスピード感が、仕事への誠実さを物語ります。

件名だけで内容が分かるように
「お世話になっております」だけではなく、「【ご相談】〇〇プロジェクトの進捗について」など、具体的な用件を件名に含めましょう。

署名を必ず入れる
自分の所属、氏名、連絡先を明記することで、相手が折り返しの連絡をしやすくなります。

より詳しい署名の作り方やテンプレートは、こちらのサイト(https://mlck.jp/)でも解説しています。
【コピペOK】ビジネスメール署名デザイン20選!男性向けの格好いい見本集
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【シチュエーション別】「貴社」を正しく使った返信メール例文

それでは、コピー&ペーストして使える実践的な例文を3つ紹介します。

パターン①:新規の問い合わせや提案を営業メールで送る場合

件名: 新規サービス導入のご提案(〇〇商事 丸山)

本文:
株式会社〇〇
〇〇様

突然のご連絡失礼いたします。
〇〇商事の丸山です。

この度、貴社のWebサイトを拝見し、
弊社が提供する最新の採用支援ツールが
お役に立てるのではないかと考え、ご連絡いたしました。

もしよろしければ、一度詳細をご説明する機会をいただけますでしょうか。
ご検討のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

———
署名
———

パターン②:打ち合わせのお礼や事後報告を伝える場合

件名: 本日の打ち合わせのお礼(〇〇商事 丸山)

本文:

株式会社〇〇
〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇商事の丸山です。

本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき誠にありがとうございました。
貴社の今後の事業展望を伺うことができ、大変感銘を受けました。

本日ご相談いただいた点につきましては、
社内で検討し、週明けまでにご回答させていただきます。

引き続き、よろしくお願いいたします。

———
署名
———

パターン③:採用面接の調整や連絡を人事担当者へ送る場合

件名: 面接日程調整のお願い(丸山)

本文:

株式会社〇〇
人事部 〇〇様

いつもお世話になっております。
〇〇大学の丸山 誠です。

この度は、二次面接のご案内をいただき誠にありがとうございます。
ぜひ貴社にてお話を伺いたく、下記の日程にて調整いただけますでしょうか。

・4月10日(月)14:00〜17:00
・4月12日(水)終日

お忙しいところ恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。

———
署名
———

もし間違えて「御社」と送ってしまったら?対処法を解説

メールで「御社」と書いて送信してしまった場合でも、過度に心配する必要はありません。

「御社」も丁寧な表現であることに変わりはなく、ビジネスの現場では話し言葉としての「御社」が一般的であるため、意味は正しく伝わります。ほとんどの場合、相手がその一点をもって「マナーがなっていない」と判断を下すことは稀です。

もし送信直後に気づいたとしても、その間違いだけを訂正する「お詫びメール」をわざわざ送る必要はありません。かえって相手の手間を増やしてしまうからです。次回以降の返信で、さりげなく「貴社」に修正して送るように心がけましょう。

まとめ:正しい言葉選びで、自信を持ってメールを送ろう

「御社」と「貴社」の使い分けは、ビジネスパーソンとして基本のスキルです。

・メールや書類などの書き言葉では「貴社」を使う。
・電話や対面などの話し言葉では「御社」を使う。
・万が一間違えても慌てず、次回の連絡から修正すれば大丈夫。

正しい言葉遣いは、相手への敬意の表れです。基本をしっかり押さえて、自信を持ってコミュニケーションを楽しみましょう。

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