信頼している方から「良い案件があるよ」と紹介を受けた際、どうしても条件が合わなかったり、リソースが足りなかったりして辞退せざるを得ないことがありますよね。紹介者の顔を思い浮かべると「せっかくの厚意を無下にしてしまうのではないか」と、メールを送るのが怖くなってしまうこともあるでしょう。
しかし、ビジネスにおいて無理に引き受けて中途半端な結果に終わるほうが、紹介者の評価を下げてしまうことになりかねません。大切なのは、紹介者のメンツを最大限に立てつつ、誠実な理由を添えて早めに伝えることです。この記事では、関係を壊さずに円満に辞退するためのマナーと、そのまま使える文例を解説します。
紹介案件を辞退する際の3つの鉄則
紹介案件の辞退は、通常の営業辞退よりも慎重な対応が求められます。以下の3点を必ず守りましょう。
・何よりも「スピード」を優先する
断りづらいからと返信を遅らせるのが最も大きなマナー違反です。紹介先はあなたからの連絡を待っていますし、紹介者も進捗を気にしています。結論が出たら、24時間以内に連絡を入れるのが鉄則です。
・紹介者への「報告」を先に行う
紹介先に断りのメールを入れる前に、まずは紹介者に一報を入れるのが筋です。紹介先の耳に「断られた」という話が先に届いてしまうと、紹介者の立場がなくなってしまいます。
・紹介者の「厚意」に対する感謝を強調する
「せっかく素晴らしいご縁を繋いでいただいたのに」という、紹介者の目利きや親切心を肯定する言葉を必ず添えてください。
ビジネス上の断り方や、相手を立てるクッション言葉の使い分けについては、こちらのサイト(https://mlck.jp/)でも詳しく紹介しています。
報告の順番が鍵!紹介者と紹介先への連絡マナー
報告の順番は、**「1.紹介者へ相談・報告」→「2.紹介先へ辞退の連絡」**が基本です。
もし紹介者と親しい仲であれば、メールの前に電話で「せっかくご紹介いただいたのですが、実は……」と一言伝えておくと、より角が立ちません。メールで送る場合も、紹介者が納得できる具体的な理由(リソースの空き状況や、専門領域の相違など)を隠さず伝えることが、次回の紹介に繋がる信頼となります。
【コピー&ペーストOK】紹介案件の辞退メール文例集
状況に応じて、以下の文面を調整して活用してください。
パターン①:【紹介者へ】まずは身内に辞退の意思と理由を伝える
紹介してくれた方に対し、感謝と申し訳なさを伝える文面です。
パターン②:【紹介先へ】誠実さを伝えつつ丁寧に辞退する
紹介された相手に対し、礼儀を尽くして断る文面です。
パターン③:【条件不一致】リソース不足や専門外を理由に断る
「実力不足ではないか」と思わせず、あくまで「ミスマッチ」であることを強調する文面です。
まとめ:誠実な辞退は、次の良質な紹介を呼び込む
紹介案件を断ることは、決して不義理ではありません。
・紹介者の厚意に感謝し、まずは紹介者に最優先で報告する ・「万全の体制で応えられない」という、相手を尊重した理由を添える ・辞退しても関係を続けたいというポジティブな言葉で締める
このように誠意を持って対応すれば、紹介者は「この人はきちんと対応してくれる、信頼できる人だ」と再認識し、また次のチャンスを運んできてくれます。勇気を持って、誠実な言葉で伝えてみてくださいね。


